国債の償還(基本財産)

質問

基本財産として保有していた国債が満期となって償還されました。償還された金額を全て普通預金として保有する場合の仕訳を教えてください。

回答

国債が償還されて普通預金に入金された時と基本財産(普通預金)へ振り替える仕訳の2通りに分けて考えます。

【例】基本財産として保有していた国債100,000,000円が満期となって普通預金で受け入れ、普通預金で受け入れた償還金を基本財産(普通預金)へ振り替える場合。

上記例の場合には一連の流れを①国債の償還金100,000,000円を普通預金で受け入れる。②普通預金で受け入れた償還金を基本財産(普通預金)へ振り替える。の2通りに分けます。その後、以下のように仕訳を行います。

仕訳例

①国債の償還金100,000,000円を普通預金で受け入れる。

借方 貸方
現金預金 100,000,000円
(貸借対照表/流動資産)
基本財産-投資有価証券 100,000,000円
(貸借対照表/固定資産)

②普通預金で受け入れた償還金を基本財産(普通預金)へ振り替える。

借方 貸方
基本財産-普通預金 100,000,000円
(貸借対照表/固定資産)
現金預金 100,000,000円
(貸借対照表/流動資産)
実務上の取り扱い

原則的には上記のとおり仕訳をしますが、実務上は基本財産(固定資産)から現金預金(流動資産)へ振り替えずに、基本財産(固定資産)内で振替処理を行う場合もあります。

借方 貸方
基本財産-普通預金 100,000,000円
(貸借対照表/固定資産)
基本財産-投資有価証券 100,000,000円
(貸借対照表/固定資産)